診療科を決めたらいいことあるの?

振り返って、後輩にアドバイスできることとしたら、

時間を無駄に過ごさないこと
ですね。
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早めにゴールを決める

最終的に自分がどうなりたいか、私は卒業時点で決まっていませんでした。
はじめに(医師向け)でも書いたように、医学部の学年が上がるにつれて、本当に医者になって裕福にやっていけるのかと疑問に思っていました。
「今、自分にできることは何か?」
「しなければならないことは?」
と自問自答し、まずは奨学金を早く返すことが現段階では一番大切と思い、地元の病院に戻りました。
研修先の病院には、地元の開業医の子供が多く、彼らは親の跡を継ぐ地盤固めとして研修に来ていました。
そんな彼らと私とでは、ローテの取り方一つとっても将来への見通しが違いました。
例えば、眼科志望の友人はひたすら眼科を、内科志望の友人は研修医のうちから症例集め専攻医として無駄なく勤務できるように工夫してローテしてました。
最初は、

見習医
研修医なんてたかが2年でしょ?
そんな期間、何かやったって大して差は出ないよ。
と思い進路を決めませんでした。
しかし、研修修了時点で、12ヶ月ローテした人と初めてローテした人ではできる仕事の幅が全然違うことを目の当たりにしました。
この仕事の幅は確かに経験で埋められるものですが、金銭面は異なります。

進路を早く決めたほうがお金持ち?

これは専門医を目指す人の話です。なので研修医の9割はこの記事を読んで参考になると思います。

見習医
まず、医師法で臨床研修を修了しないと単独で保険診療に従事してはいけないとあります。
そのため、国家試験合格後の2年間は初期研修を行わなければなりません。

そりゃそうだ。だから研修しているんだろ。

見習医
なら、3年目以降はどうでしょうか?
初期研修を修了したら単独で保険診療が可能になります。
つまり、アルバイトが可能になるのです。

さっきから当たり前のことしか言ってないよ。
そんなことすでに知ってるわ。

見習医
進路を決めて、1年間専門分野を学んでいる人と、1ヶ月毎に様々な診療科を研修している人では専門能力に差が付きますよね。
つまり、3年目以降の医師人生でのスタートダッシュが違うのです。

医局から外勤で派遣されるバイトには賃金の差は生まれませんが、自ら土日に行うバイトはどうでしょうか?
1年間学んだ人とそうでない人には計り知れない差があります。
そしてこれが申し込めるバイト数につながり、給与に反映されるわけです。

1年経てば追いつくでしょ?なら焦らなくてもいいんじゃない?

見習医
もちろん、1年間専門分野を学習すれば同等の力は身につきますが、相手はさらに1年先にいるわけです。
相手の知識や技能がプラトーに達しないとこの差は埋まりません。

10年後に実力で並んだとしても、1年間のバイトで稼いだ金銭差は埋まりません。
何より、若い時に渡されたお金と10年後に渡されるお金では意味合いが違います。

研修で様々な診療科を回ることは無駄か?

もちろん、早めに進路を決断したとしても、振り出しに戻る可能性もあります。

外科になろうと思ったけど、怖い先生が多いから内科に変えようなど、進路が変わることはよくあります。

しかし、この場合は気にすることはありません。
ゴールが変わっただけですから、何をすればいいかが自然に決定されていきます。

不安や苦痛を感じながら生きていくのはただの負けであり勝ちに繋がりません。
この負けをうまく処理することで、気楽に生きていけて最終的に勝ちに繋がるのです。
よって、ゴールがない人は早めに作りましょう。
ゴールがないことだけが、ただの負けです。
この最悪の選択肢(禁忌肢)さえ踏まなければ、負けない勝負に転換することができます。
まとめ
  • ゴールを早めに決めることで収入差が生まれる。
  • 3年目でスタートダッシュするには、2年目の初めに動けている。
  • ゴールが見えていれば走っていても苦じゃない。
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