使い捨てカイロと低温やけど
ここ数日、日中は暖かいですが、やはり朝晩と冷え込みますよね。
私は寒いのが大嫌いなので、オシャレとか無視して、着込みかつ使い捨てカイロを愛用しております。
以前、皮膚科研修をしていた際に思った以上に低温やけどの症例に出会ったため、今回紹介させていただきます。
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低温やけどとは?

体温より少し高めの温度(44℃~50℃)のものに長時間触れ続けることによって起きる火傷です。

長時間、局所に触れ続けることで血流障害が生じ、熱が体内を移動しないことで発症するようです。カイロや湯たんぽを直に肌に貼り付けたりするとよく発症します。局所に熱が滞ることで発症するので短時間の接触では問題にならないです。

予防法は?

予防法としては、長時間同じ部位を温めないことが基本です。
それに加えて
  1. 圧迫しないこと
  2. 他の暖房器具と併用しないこと
が大切です。
理由としては、
①圧迫することで血流障害が生じるため、カイロの熱が局所に滞ってしまい火傷が発症してしまうからです。
②他の暖房器具と併用するとカイロ自体が高温になってしまうからです。
カイロの上にパンツのゴムがあると特に発症しやすいです。使用は短時間にとどめましょう。

低温やけどになってしまったら?

重症度によって対応は異なります。
簡単な見分け方と対処法は、日焼け程度の見た目なら様子見、水ぶくれができたら病院へ行くです。病院へ行かなければいけない理由としては、細菌感染の危険があるからです。
間違ってもアロエなどの民間療法はやめてください。細菌感染の危険性が増します。
病院に行きたいけど、行く暇がない人もいると思うので市販薬も紹介しますが、医師としては病院受診を推奨します。

 

まとめ
  • 低温やけどはカイロを長時間あてると生じる
  • 予防法は、使用を短時間にとどめ、圧迫と暖房併用を避ける
  • 水ぶくれの有無で病院受診するか決める

 

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