10回も引越した見習医が教える。お部屋探しの基本(後編)
前編のおさらいをします。
前回のおさらい
  • いきなり家賃や駅近などの条件に食いつくのではなく、取り扱い物件数の多い不動産仲介業者を探す。
  • 家賃を決める時は、固定費から逆算して決定する。
  • 物件からの距離を考える際は、駅近よりも職場近を選ぶようにする。
以上の3つを心がけることがポイントだとしました。
後編では、10回も引越をしているけど、未だに騙されるポイントをお話していきたいと思います。
それでは、見てきましょう!
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物件選びの条件

敷金と礼金

「敷金礼金0円」と書いたチラシを見たことありますよね?
 
それぞれが何を示しているのかご存知ですか?

礼金(れいきん)とは、主に関東地方において、不動産の賃貸借契約の締結の際に賃借人が賃貸人に対して支払う一回払いの料金である。 原則として返還されるべき敷金や保証金、建築協力金などとは異なる。 近畿地方における敷引き(賃貸人が「敷金」として受領した金員のうち一定額を返還しないこと。

引用:Wikipedia

 
一方、

敷金(しききん)とは、法律用語で、不動産の賃貸借の際、賃料その他賃貸借契約上の債務を担保する目的で賃借人が賃貸人に交付する停止条件付返還債務を伴う金銭である。

賃貸借契約が終了する場合には、賃借人に債務不履行がなければ明け渡し時に全額返還され、法律では個人に対する敷金は家賃の1ヶ月分以上請求してはならず、本来預り金的性格を有する前払金である。

引用:Wikipedia

 
 
簡単な覚え方
  • 敷金は修繕費などに当てられ、残った分は返ってくるお金です。
  • 礼金は大家さんへの寄付金。すなわち返ってこないお金です。
 
ここまでは理解しやすいのですが、一般人が知らないのを良い事に、不動産業者は搾取しようとあの手この手を使います。
 

敷引

権利金(礼金)の性質を持ち、一部(賃料の1ヶ月分)が返還されないことが多い。これを敷引と呼ぶ。敷引等は「権利金」「礼金」と同様の「賃料の前払的性格」を有するものである。

引用:Wikipedia

 
つまり、修繕費に当てられるお金です。返ってきません
敷金とよく似た言葉ですが、返ってこないお金なので契約時には気をつけてください。
 
 

エアコン付きの物件

物件によってはエアコンがついていないものもあります。
しかし、絶対にエアコン付きの物件を選んだほうが良いです。
 
理由は単純です。
「エアコンは高い!」
これにつきます。
 
具体的に計算してみましょう。
例えば、ワンルーム(8畳)の部屋にエアコンを設置するとします。
 
最も安い値段を仮定して計算しますね。
価格.comで最安値のエアコン本体 約50000円
地域のエアコン取り付け業者依頼料 約15000円
計65000円が最低経費です。
仮に1年間そこに住むとした場合、65000÷12=約5400円が毎月の固定費に加算されるわけです。
3年間の場合は、毎月の固定費に1800円。
6年間の場合は、毎月の固定費に900円が加算されていきます。
最安値で計算してもこれだけ加算されてしまうので、普通に家電量販店で購入した場合、もっとかかるわけです。
それならば、最初から家賃が数千円高くてもエアコン付き物件に住んだほうがお得です。
 
どうしてもエアコンなし物件しか空いていない場合もありますが、その際、入居時に必ず確認してほしいことがあります。
私はここで50万円損してるのでよく覚えておいてください。

エアコン専用コンセント

5,6年ほど前に、全国の家電量販店の組合で決められたことがあります。
それは、
「エアコン専用コンセントのない物件には、エアコンを新規で設置してはいけない」
というルールです。
専用コンセントを使用しなければ火災のリスクが上がるため決められたルールのようです。
これの何が困るのかというと、住みたい物件にこのコンセントがなければエアコンの設置ができないのです。
「自分でエアコンくらい設置できるよ」
というたくましい方なら問題ないのでしょうが、室外機の設置や配管などは素人だとかなり難しいです。
そのため、エアコンを購入した家電量販店にお願いするわけですが、上記のルールがあるせいで、専用コンセントを用意してからでないと設置してくれません・
「それなら自分でコンセントを作ればいいじゃないか」
と思いますが、賃貸物件なので大家さんの許可が必要となります。
また、ブレーカーからエアコン付近までの配線工事が必要なため、お金が結構かかってしまいます。
私の場合、壁紙を全てはがし、鉄筋コンクリートに穴を空ける大掛かりな工事になるため、十万円はかかると業者に言われました。
私はこのことを知らず、専用コンセントのない物件を契約し、入居後にエアコンを購入し、設置業者が来て初めて知ることとなりました。
マンションの設備だから、大家さんが負担するべきだと主張しましたが、
「嫌なら退去しなさい。ただし、あなたの都合で短期解約するわけですから違約金を払いなさい。」
と言われ、入居契約を交わし、引越しに向けて準備をしている入居前の段階なのに、家賃3ヶ月分と解約金と違約金合わせて総額50万円ほどの損失になりました。
普段から節約してても、今回のように騙されてがっぽり損することが実際にあったので、記事にしました。
 
皆さんは気をつけてください。
まとめ
  • 敷金は返ってくるお金。
  • 礼金は返ってこないお金。
  • 敷引は返ってこないお金。
  • エアコン付き物件がおすすめ。
  • エアコンがない物件の場合は、絶対に専用コンセントの有無を確認せよ!
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