意外と知らない抄読会の論文のネタ探しの裏技
大学病院の3本柱といえば『教育』、『研究』、『診療(臨床)』です。
市中病院にいれば、『臨床』さえしていればいいと思われがちです。
しかし、『教育』をしないと若手が育たず、医療の質を担保できません。
そのため、市中病院だろうと様々な『教育』の機会が用意されてます。
私が本当に苦痛なのが、抄読会です。
最新の英語論文を読み、発表させられます。
抄読会の意図は、「個人で学ぶことには時間的限界があるのでみんなで共有しましょう」です。
しかし、発表という場のせいで、論文の選定、翻訳、みんなからの質問対策など多くの手間が生じてしまい、苦行です。
今回は、その抄読会のストレスを少しでも回避する方法をご紹介します。
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論文選びのネタ探し

論文は、自分が疑問に思ったことで探すのが一番楽です。
気になることがあったらGoogle検索しますよね?
あれと同じです。
慣れていないと疑問がなかなか浮かばないと思います。
しかし、本当に何でもいいんです。
普段はアホと思われたくないから聞けないようなレベルのことでも英語論文を読むと不思議とそれっぽいものに早変わりします。
 
それでも、疑問点を捻出するのが難しい人もいるでしょう。
その場合は、直近1ヶ月間で経験した疾患を一つ選び、疫学・診断・治療・予後のどれかから疑問点を作りましょう。
 
例えば、『心筋梗塞』を経験したとします。
その次は、疫学・診断・治療・予後の中から一つ選びます。
ここでは診断としましょう。
最後に、選択した診断から疑問点を捻出します。
何でもいいです。
診断に関係する身体診察、検査の有意性ってどうなんだろ?最新の診断方法ってなんだろう?
こんなレベルでOKです。
検索したい論文のテーマが決まれば、それを検索すれば、翻訳すればひとまず終了です。

もっと楽に論文にたどり着きたい!

さきほどは、論文選びのネタ探しの仕方を紹介しました。
しかし、これでは少し楽できるレベルの方法論でしかありません。
私が本サイトの読者に紹介するのはもっと簡単な方法です。
それでは、早速教えましょう。
「皆さん、PubMedって知ってますか?」
 
「論文を調べるやつでしょう?」
「これにタイトルを入れれば検索できるでしょ?」
「検索の仕方を聞いててGoogle教える人ってどうなの?」
 
実は、PubMedには便利な論文検索の方法があるのです。
 
まずはPubMed(https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/)にアクセスします。
すると、ホーム画面にあるClinical Queriesをクリックします。
検索バーに調べたい疾患名を英語で入力します。
表示された画面のCategoryを選択すればそれに関係する論文が表示されます。
これだけです。
上の論文選びのネタ探しの最終ステップの疑問点を捻出する手間が省けます。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
PubMedの私流の使い方です。
これで論文までは最短でたどり着くことができると思います。
あまりにも簡単なので、強制されなくても興味のあることの最新論文を調べてしまいそうですね。
教育って本来こんな感じで、興味のあることを自発的に深めれるテクニックを伝授していくものなのですが、現代ではマウントになりがちなので嫌になっちゃいますよね、、、、。
よろしければ、マウントに疲弊しない方法の項目も御覧ください。
 
 
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