鼻詰まりにはこれが効く!しかし、それの怖さを皆は知らない。
ついに今年もやってきましたね。
あなたも私もあいつのことが大嫌いです。
3月〜4月にかけて、活動性を増し、日本国民に猛威をふるいます。
そう、
『花粉』
です。
市販の花粉症薬では、鼻水・鼻詰まりを解消できない私は処方薬に頼りっきりです。
しかし、休日で処方箋を入手できない際には市販薬で凌ぐこともしばしばあります。
今日は医師である私が、使ったことがある花粉症薬(点鼻薬)を紹介していきます。
あなたに合った商品を紹介できると嬉しいです。
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点鼻薬の効能

点鼻薬に含まれている成分は効能別で考えると3種類に分けることができます。
1、抗アレルギー成分
2、血管収縮成分
3、ステロイド成分
 
 

1 抗アレルギー成分

花粉症はアレルギーの中でもⅠ型アレルギーと呼ばれるアレルギーです。
Ⅰ型アレルギーは別名、即時型アレルギーと呼ばれています。
 
その名の通り花粉に暴露すると比較的すぐに症状が出現しますよね。
これがアレルギー反応です。
 
だから、アレルギー反応を抑える効能である抗アレルギー成分が効くのです。
 

2 血管収縮成分

アレルギー反応の1つに血管透過性亢進があります。
簡単に言うと、血管の中の血液が粘膜に漏れ出すため、粘膜が膨れて鼻づまりが生じます。
 
だから、血管が収縮さえしてしまえば、粘膜も萎むため、鼻はスースーと通るようになります。

3 ステロイド成分

すごく簡単にステロイドの作用を説明すると免疫力を落とす作用があります。
アレルギー反応はアレルゲンに対し、あなたの免疫が過度に戦っている状態です。
だから、ステロイドはアレルギーの薬になるのです。
ステロイドと聞くと副作用が強力なイメージで使用したくない人が多いと思います。
しかし、点鼻薬に使われているものは、少量かつ点鼻薬という特性上、局所にしか作用しないためまず安全です。
(多量に長期間投与となると話は別です。添付文書通りの使用法でお願いします。)
 
 
 

買う時に気をつけるポイント

一般的な花粉症での使用用途ならこの一点に気をつけてください。
それは
 
『血管収縮成分のあるものは選んではいけない』
 
です。
 
確かに血管収縮作用は鼻の通りを劇的に改善させるため、症状緩和の効果を認識できます。
鼻詰まりがひどいから点鼻薬を使うわけで、それで症状が改善するのだから薬としては優れていると思います。
市場というのは、困っている悩みを解決する商品が売れる商品となりますから当然のことです。
 
しかし、鼻が詰まり血管収縮薬、しばらくして詰まったら血管収縮薬という使い方をしていると『薬剤性鼻炎』という病気になってしまいます。
薬剤性鼻炎になると、点鼻薬(血管収縮成分含)を使用することで、花粉症のような鼻炎を引き起こします。
 
つまり、花粉症でつらい鼻炎に悩まされているから点鼻薬を使用したら、改善せず下手したら症状増悪となるのです。
まさに、「ミイラ取りがミイラになる」ですね。
 
 

血管収縮成分はこれだ!

薬の外箱に含有薬剤が書かれていると思います。
その中に以下のものが含まれている場合は要注意です。
  • ナファゾリン
  • オキシメタゾリン
  • トラマゾリン
 など
 
 

まとめ

花粉症の内服薬は眠気が出るものが多いため、点鼻薬を使用する人も多いと思います。
点鼻薬の成分に血管収縮成分が含まれているものには気をつけてください。
薬剤性鼻炎を引き起こし、点鼻薬の効果がなくなり花粉症と同様の症状が出ることがあります。
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